こんにちは。
山歩 de CAMP、ゆるり夫婦の嫁、ぽっこりんです。
今回は、山登りを始めてみたい!という登山初心者の方へ。
登山靴の種類と選び方について、ご説明したいと思います。
まず、登山靴を選ぶ時は、どのような山に登りたいのか、自分の「登山スタイル」を考えてみることが必要です。
- 日頃の運動不足を解消するために、低山でハイキング程度の山に登りたい
- 日帰り登山が中心で、1,000〜2,000の山に登りたい
- 富士山に登りたい
- 2,000m以上の山に登り、山頂付近で泊まって、何日間か縦走したい
- 雪山を登りたい
など、登山には色々なスタイルがあります。
自分がやりたいと思っている登山のスタイルによって、選ぶ登山靴も変わってきますので、お店で購入する際も、どのような登山をしたいのか店員さんに伝えてみるといいですよ。
それでは、それぞれの登山スタイルには、どのような靴が適しているのか、ご説明します。
Contents
登山靴の種類について
登山靴には、ローカット、ミドルカット、ハイカットの3種類があります。
それぞれの特徴とメリット、デメリットについてご説明します。
ローカット
ローカットは、普段履くようなスニーカーと同じで、高さがくるぶしぐらいのものです。
ソールがやわらかく曲がりやすいのが特徴です。
長時間の登山には向いていませんが、軽いハイキングや舗装された道を歩くなどに適しています。
また、キャンプなどのアウトドアにも使えそうですね。
メリット
- 足首が自由に動くので、平坦な場所で歩きやすい
- 軽い
- 舗装された道路や林道などを歩いても疲れにくい
デメリット
- 足首を覆っていないので、足首をひねりやすい
- 砂利や小石が靴の中に入ってしまう
ミドルカット
ミドルカットは、ローカットよりも少し高さがあり、足首に固定感があります。
軽さと強度のバランスがいいので、初心者にオススメです。
日帰り登山、2,000〜3,000mくらいの山、富士山や山頂で1泊程度の登山に適しています。。
メリット
- 足首を覆っているので、足をひねりにくい
- ハイカットよりも軽量で扱いやすい
- ハイカットよりも歩きやすい
デメリット
- 雪山での使用は想定されていないことが多いので、危険
- 素材によっては耐久性が弱いものがある
ハイカット
ミドルカットよりも硬めのソールで、さらに足首をしっかりと固定してくれるのが特徴です。
岩場や急斜面でも安定して歩くことができます。
山頂に泊まって、数日かけて山々を縦走したいなどの長時間の登山に向いています。
また、ソールが硬いので、テントなど重い荷物を担ぎながらの登山に適しています。
メリット
- 雨、雪、岩場など、どんな状況でも使用できる
- 足首の固定感が強く、下りの時に安定感がある
- 防水性、耐久性も考慮されている
デメリット
- 重いものが多い
- 軽快な動きには向かない
- 初心者は扱いにくい
まとめ
それぞれの特徴をご説明しましたが、ご自分の「登山スタイル」に合った登山靴の種類はなんとなく分かりましたか?
初心者は、まずはローカットかミドルカットから選ぶといいですよ。
今後、標高が高い山を登る予定がある場合は、ミドルカットがオススメです。
また、購入する際には、必ずお店で試し履きをすることをオススメします。
同じサイズでもメーカーによって形やサイズ感も全然違います。
店内に斜面台があり、斜面を歩けるようになっているお店もあるので、試し履きをして、登りと下りで足先があたらないかなどのチェックは必ずするようにしましょう。
登山は、長時間歩くことが多いので、靴選びはかなり重要です。
お店でいくつか試し履きをして、自分にあった登山靴を購入するようにしてください。